伝えたかったこと

みなさんこんにちは。

いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、すこし間が空いてしまいましたが、11月30日~12月2日の3日間、

東京上野桜木あたりにて

「第4回 山形かわにし豆の展示会 with 絵の展示会」が開催されました。

メイン会場でもある「上野桜木あたり」のようす

 

延べ4,350人もの皆様にお越しいただき、

スタッフ一同心地よい疲れとともに

山形に戻ってくることができたと思います。

 

ご来場いただいた皆様、スタッフの皆様

やまがた里の暮らし推進機構の皆様

今回イベントに関わったすべての皆様に、感謝申し上げます。

本当にありがとうございました!

 

もう1か月も前のことになるけれど、年末のご挨拶も兼ねて

ちょっとだけ、ここでイベントのことを振り返ってみたいと思います。

 

町をまるごと出張させるということ

左)浦田農園さん 右)まっきーガーデンさん
スーツ農家の聖人さん

以前も紹介したように、この『山形かわにし豆の展示会』は

町をまるごとヨイショと、東京にもってきちゃった!

ってイベントです。

 

だから、参加しているスタッフのほとんどが川西町の町民

 

ここでは「イベントスタッフ」として働いているけれど

町に帰ればみんな、農家さんだったり、商店の方だったり、

産直のおねえさんだったり、公民館の事務員だったり、

いろんな肩書を持っています。

 

スタッフだけでそこそこの人数。

 

その一人ずつに会場までの移動費、

イベント期間中の宿泊費、食費…いろんなお金がかかっています。

 

スタッフをもうちょっと減らすことだってできるはずなのに…

なんでそんなに連れてくるんだろう、って思っていたけれど

 

そうじゃないってことが、今回わかった気がします。

 

このイベントで伝えたいこと

 

商品が作り手からお客様に届くまでの流れって

考えたことがありますか?

 

作り手とお客様の間には、

業者さん、お店、農協…いろんな手がかかっています。

 

作り手がお客様の顔が見えていないってことは

結構あるんです。

 

つまり、その逆もしかり。

 

「安くていいもの」が良しとされ、

当たり前になってきたからこそ、

どうして安くできるのか?なんでその価格設定なのか?

って、改めて考えてほしいんです。

 

「特産物」の先には一人ひとりの「作り手」がいること

その「作り手」の先には「暮らし」があること

それをお客様には知ってほしいんです。

 

だから、「川西町の暮らし」をいちばんわかっている

町民の皆さんのご協力が必要なんですね。

 

もちろん、「作り手」側もお客様の反応を目の前にするわけなので、

「何が求められているのか」がわかりやすいし

「もっとこうしたら、良くなるんじゃないか」

ってアイデアも出やすいです。

 

お客様は川西町を「体感」しながら知ることができる、

作り手も「売る」という過程を踏むことで

もっといいものをつくることができる。

 

双方に学びのある、そんなイベントです。

やまがた川西ダリア園の案内人の、たっつぁん。何でも教えてくれちゃいます。

 

「まち」で「まち」をPRするということ

 

この『山形かわにし豆の展示会』イベント期間中は、

主に3つの会場をお借りさせていただいています。

 

その会場も含めてひとつの「まち」です。

 

よそのまちで、ばーんと川西町のPRをさせてもらうのだから、

気持ちとして大げさに言えば、

町の住民全員で「よろしくお願いします!」とご挨拶したいところです。

 

でも、実際に町を出て動けるのはスタッフたった数十人。

だから、失礼のないよう、きちんと準備します。

 

スタッフのみなさんは、仕事の合間を縫って

出発前に何度かスタッフ顔合わせ会に参加をします。

 

スケジュールの詳細をすり合わせたり、

何かトラブルがあった時の対処を考えたり。

 

お客様に満足して帰っていただくことが、

会場であるまちや、まちの皆様にとっても

大切なことだと思うから。

 

メイン会場の「上野桜木あたり」。奥には、ばあちゃんの茶の間が。
日本酒やわら細工体験のできる会場は「旧吉田屋酒店」をお借りして。
川西町の風景画や写真を展示させていただいた「 K’s Green Gallery」。

この3会場周辺のお店にもご協力をお願いして、

パートナーズ・レストラン&ショップとして盛り上げていただきました。

(やまがた里の暮らし推進機構運営のFacebookページ「豆のあるまち かわにし」にて、パートナーズ・レストラン&ショップが紹介されています)

 

自分たちの町が盛り上がればいい、じゃだめなんです。

 

このイベントに関わってくださるまちの方にこそ、

感謝の気持ちは絶対に忘れちゃだめなんです。

 

第4回目の開催となる今回、上野桜木あたりの皆様から

「川西町の皆さん、おかえりなさい!」

と声をかけていただきました。

ほんとうにうれしい思い出です。

 

「ただいま!」

って感激まじりに言ってしまいました。

 

また会える日が来ますように!

 

「あなたがいるから」輝くまち

 

イベント前日、スタッフを任されている自分は

やっぱり川西町が好きだし、みんなに知ってもらいたい。

「川西町だからこそ」というものってなんだろう。

ここにしかないものってなんだ?と考えていました。

 

そのうちの一つって「人」じゃないかって、

私はずっと思っています。

 

すごくあたりまえなんだけれど、

町の皆さんがいなかったら、町は町じゃなくなるんです。

そこをちゃんとわかっているから、

私はこの町が好きなんだと思います。

夏は緑の絨毯だった田んぼが、冬は真っ白な雪景色。ほんとうに「何もない」町でしょうか?

 

よく、「田舎なんて何もない」とか「職種が少ない」とか

住んでいて、もちろん聞こえてきますし、

申し訳ないけれど、少し共感もしちゃいます。

 

そして、悲しいけれど、私が子供だったら、

そんなネガティブなつぶやきの多い大人たちのいる町に

ずっと住み続けたい、とは思いません。

 

じゃあ、そんな田舎でも考え方を変えて。

 

「何もないなら、つくればいいんじゃない?」

「田舎だからできることってあるんじゃない?」

 

もちろん、何もないところからなにかをつくるって、簡単じゃない。

 

だけど、なんでもそうだけれど、初めからできる人なんていないんです。

でも、やってる人はできてるんです。

 

できるようになるまでやったからです。

 

「自分たちの活躍が、まちを輝かせるんだ!」

って、そう思える人が多いまちって素敵じゃないですか?

 

私はそういう町に住みたいです。

 

だから、一人でも多くの人が、そういうことに気付けたら、

変わると思うんです。町って。

 

町は、あなたがいるから、輝くんです。

 

 

地域おこし協力隊である私たちこそ、

そういう心を大事にしないといけないな、と思いますし、

そういう人を育てていかなくちゃいけないなと思います。

 

「人」を大切にするということを忘れない気持ちで

私自身、残り1年ちょっとの任期を過ごしたいなという決意を込めて

 

2018年、最後の投稿にさせていただこうと思います。

 

今年もちまるデザイン室を見守ってくださり、ありがとうございました!

皆様、よいお年を。

 

writer: 齋藤

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