陶芸日誌(5〜6月編)

5月11日(月) “粘土採取スタート”

玉庭地区の派遣活動が金曜(5月8日)から開始しました。
山へ分け入って粘土を採取。
私が採った土は石ころだらけなので先ずは水簸(すいひ)しています。
手で取れる大きな石ころは取り除きました。
うまく粘土になるといいですね。

tougei1-1 tougei1-7

 

 

 

 

 

5月11日(月) “粘土作り①”

粘土になりそうな土の塊も丁寧に潰してきな粉のように。

水を混ぜて寝かせて陶器になるかテストする予定。

地道な作業です。風がなく今日は作業日和。

tougei2-1 tougei2-4

 

6月2日(火) “粘土作り②”

今日は根気を出して頑張ったー!アイスが旨い。

tougei3-1

 

6月17日(水) “新緑に囲まれて”

玉庭特産品づくり、今日は粘土がある場所教えるよーと言う事で気持ち良さげに走る

バイクに先導されながら山へ。

お蔭様で凄く良い粘土獲れました。更にもっと良い粘土ポイントもあるらしい。

若葉の美しい季節。
山形の緑は素晴らしい。


熊に会うのは怖いけれど、山や自然と触れ合うのは幸せです。

突然お邪魔したにも関わらず快くご案内して下さりありがとうございました!

tougei4-1 tougei4-3

 

6月18日(木) “歴史を感じる”

下小松古墳群と同じ丘陵地の粘土がある場所へ。またまた違った雰囲気の粘土が
取れてテストするのが楽しみです。
こちらに住み始めてからずっと気になっていた川西町埋蔵文化資料館へ。
発掘された生の文化財に直に触れる機会はなかなか無い経験で緊張と興奮で
ブルブルしました。今秋には窯跡の発掘も有るそうで今からワクワク。
毎日、沢山の方々にお世話になりながらこちらで暮らして丁度半年。
この地との出会いと、この土地の方々との出会いに感謝する毎日です。

tougei5-1

tougei5-2

 

6月22日(月) “楽焼用簡易窯の試作①”

陶芸教室で使う楽焼用簡易窯の試作をしています。
電動ドリルでネジ穴を開け、金属鋏で切り抜いて仮組み立て。
まだまだ完成までは行きませんがなんとなく形になってきました。
慣れない金属鋏は手が痛くなります。

tougei6-2 tougei6-3

 

6月25日(木) “楽焼用簡易窯の試作②”

アメリカン楽焼 ステファン流の簡易窯製作。
ステンレスのカットに手こずりようやく形に。
あとは、防熱用の分厚いブランケットをカットして、留め金と
ステンレス針金を使用し固定します。
身体に悪い繊維なのでマスクとゴーグル必須です。

tougei7-1 tougei7-5

 

 

 

 

6月26日(金) “四方山館で特産品づくり”

玉庭の土を利用した特産品製作。一回目のテストピースづくり。
まずは玉庭の土100%の土での試作。
今回は土がきちんと焼けるか分からないという事もあり少人数で。
これから上手くゆけば地区の方々にも気軽に参加して頂ける形で
開催出来るようにして行きたいです。
土は何を作る訳で無くても癒されるので皆様に楽しんで感じて頂ければと思います。

tougei8-1 tougei8-2

 

【長岡未実・長岡義和】


・陶芸日誌(7月編)はコチラから

・陶芸日誌(8月編)はコチラから

・陶芸日誌(9月編)はコチラから

・陶芸日誌(10月編)はコチラから


▼ちまるデザイン室のFacebookはこちら

FB_FindUsOnFacebook-320

他にもたくさんの写真や情報を掲載していますのでぜひご覧下さい

茅葺き修業

【茅葺き修業(1)〜5月11日〜】

「雪が溶けたら教えてやるから」と言ってもらっていた茅のふき替えを今日から教えてもらうことになりました。

目標は現在借りている「茅葺き古民家」の屋根を自分たちでふき替えれるようになること。すこ〜しずつ頑張ろうと思います。
茅葺き修業1−1

 

【茅葺き修行(2)】〜5月21日〜】

12日間続いた茅葺きが、昨日の午前中で無事終了しました。一つひとつの動作や準備が合理的で、職人の技を間近に感じ続けた日々でした。そして自分のもの覚えの悪さもまざまざと感じ…。

迷惑を掛け続けても根気づよく教えてくれる親方と、素人を屋根に上がらせてくれた家主の懐の深さに感謝し、襟を正して次の現場に向かいます。
茅葺き修業2−1

 

【茅葺き修業(3)〜5月23日〜】

新しい現場、足場づくりからスタートしました。今回の屋根は、高さも広さも斜面の角度もあり、骨が折れる仕事だ…との親方談。危険度が高いので改めて用心し臨みます。
茅葺き修業3−1

 

【茅葺き修業(4)〜5月24日〜】

今日の作業は、軒端周りを葺いたあと細木を渡して足場を設置。雪によって垂れ下がった部分は、ジャッキアップし木槌でひたすら叩き上げ。
暑さ厳しい屋根での仕事。10時、12時、15時の休憩は本当に至福。ネコにハチにヘビにトンボに…20種以上のいきものがいつでも訪れる茅葺き古民家。見てて飽きなーい♫
茅葺き修業4−1

 

【茅葺き修業(5)〜6月7日〜】

屋根葺き16日目途中経過。
屋根葺き仕事は雨の日以外は休みなく稼働。2軒目の現場がスタートして17日目、休むレベルの雨天は1日しかなく、なんともハードなお仕事です。でも、できあがっていく屋根、職人技術を身をもって学べること、家主夫婦が用意してくれるお茶や山菜料理、自然に囲まれた古民家縁側での昼寝…。いやぁ〜贅沢な時間を過ごしています。
温かく見守ってくれる家主夫婦や親方の気持ちにも応えたいので、引き続き技術UP目指します!
茅葺き修業5−1

 

【茅葺き修業(6)〜6月19日〜】
2軒目完了!!
北側半面と東側、5/22からスタートした作業が今日終了しました。次の現場もお手伝いさせて頂くことになりました♫

茅葺き修業6

 


▼ちまるデザイン室のFacebookはこちら▼

FB_FindUsOnFacebook-320

 

芋煮制作

2人が取り組んでいるのは、山形のアイコン料理とも言える、芋煮の準備。野菜をきざんで、こんにゃくをちぎって、牛肉を入れて、、、。 
味付けは、この地域で最もポピュラーな醤油系。でもって、この美味しいくできた完成品は、玉庭地区交流センターで毎週木曜日に
開催しているお茶飲み会、「よもやまサロン」に来てくれた、地元のおじぃちゃん、おばぁちゃんにふるまわれました。

 

雪の日に文子さんとほうきづくり



玉庭という山あいの地域に暮らす、文子さんの冬のしごと、「ほうきづくり」を教えていただきました。

 

ギッギときつく。

「ちちゃい手だから大変なの」と文子さん。「まずは10本、次に4本長いの、それからカワを4コ、」っとあっという間に、ほうきの芯となる束ができあがり。
「おねえちゃんやってみっか」ということで、ぎゅっと握って、いっぽんづつほうき草を足しながら、細い針金で編んでゆきます。

ぷちっ!と針金が切れてしまったら、「力強すぎるー」っと文子さん大笑い。

「親指に力を入れて、ギッギときつく、そうそう、」

これはまさに、力仕事。

強いだけではいけない、細やかな、力強い「技」が必要です。
なかなか解明できないほうきづくりの方程式にどぎまぎするも、文子さん、ほうき草の穂の向きや長さ、太さにあわせて、あんばいを確かめながらすばやく束をまとめます。

 

はじめは、それでいいんだ。

子育てが落ち着いてからはじめたほうきづくりは、今だって勉強中だそうです。
「はじめは、それでいいんだ。来年も教えるよ、だんだんとよくなるから。」
ほうき草の栽培も、整理も、糸を染めたり、材料を山からとってくるのも仕事のうち。
お隣のほうきづくりの名人を見習って、つくって、直してもらって、つくって、つくって伝えて、そんな風に、暮らしのなかの仕事のひとつとして続けてきた手仕事がありました。

一日がかりでやっとできあがったほうきは、くねくねとしたできばえですが、愛おしい。

来年は、種まきから挑戦してみようと思います。

 

 

さて、わたくしごとではありますが、手仕事・ものづくりに深く深く興味があっても、これまでなかなか感じられることの出来なかった人へ人へと伝わってゆく、ものづくりやその仕事。

もしかしたらもっと近づけるのではと思ったことが(願っていたことが)地方に住んでみようと思ったきっかけのひとつでもあります。

ずっとずっと前に、ほうきづくりをはじめとした暮らしの道具をつくる習慣がなくなったところがほとんどだと思いますが、続いて、つながっていくモノコトを再認識しました。

昔からある習慣だから、守り伝えるというよりは、今の日々の暮らしをより朗らかにするようなモノコトをみつけたり、改めて認識したから続けて、身近に広めてみる、そんなスタンスで、いろいろ観て、学んでゆきたいとおもいます。

 

>> 玉庭について詳しく知る 

 



ふなふなふな。

更新ご無沙汰しておりました浜田です。
 
師走も近づいて来たので、川西の玉庭地区の伝統料理の話を。
玉庭地区では、お正月料理に「むくり鮒」というフナの料理があります。
その材料にするフナを休耕田を利用して育てているおうちのお手伝いをしました。
 
具体的に言うと、
水を抜いた田んぼからひたすらフナをすくっては洗い、すくっては洗い、という作業です。
正直な感想は「すごいつかれた・・・。」ということで、詳細はまた今度・・・(笑)